自民党の議員グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表幹事・青山繁晴参院議員)は12日の会合で、中国国内で肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月に予定される習近平国家主席の来日を延期するよう政府に求める方針を決めた。14日にも決議文を首相官邸に提出する。

 青山氏は会合後「感染拡大が収束したかのように中国側に政治利用される恐れがある」と語った。

 護る会は昨年12月、習氏の国賓訪日に反対する決議をまとめたが、今回は来日そのものを見送るべきだと踏み込んだ。 

 日本の地方自治体からマスクなどを中国へ送る動きが相次いでいることには、国内需要を優先させるよう求めた。

 さらに、自民党が10日の役員会で党所属議員から一律5000円を集め、中国に寄付する方針を決めたことに関しては、議員個人の判断に任せるよう、二階俊博幹事長に方針の変更を求める。