平成30年に起きた日本大アメリカンフットボール部の悪質反則問題以降、対戦をとりやめていた関西学院大と日大が、5月に2年ぶりに試合を行うことが15日、関係者への取材で分かった。現時点では練習試合として行われる予定だが、定期戦として復活させることも検討されているという。

 悪質反則問題は30年5月に東京都内で行われた両大学の定期戦で発生。日大の選手がプレーを終えて無防備な関学大選手の背後から危険なタックルをして負傷させた。問題を受け、関学大は50年以上の歴史を持つ日大との定期戦を当面の間、中止すると発表。関東学生連盟は日大に対し、30年度の公式試合出場停止処分を科した。

 その後、傷害容疑で書類送検された日大選手について、東京地検立川支部は昨年11月、被害選手側と示談が成立していることなどを理由に不起訴処分(起訴猶予)とした。この処分が出たことが要因の一つとなって両チーム間で協議が進められ、5月30日に神戸市王子スタジアム(同市灘区)で対戦することが決まったという。