広島マツダ(広島市中区)と広島トヨペット(同市西区)は、5月にスポーツランドSUGO(宮城県村田町)で開幕する自動車レース「ピレリスーパー耐久シリーズ」の「ST−5クラス」(排気量1500cc以下)に参戦することを発表した。

 広島市中区の広島トヨペットのショールーム「クリップ広島」で行われた合同記者会見では、両社が参戦するレースカーがお披露目され、ドライバーらも紹介された。

 2年連続で参戦する広島マツダは「デミオ」でエントリー。昨年は第4戦で優勝するなど総合6位と健闘した。チーム代表も務める松田哲也会長は「年間チャンピオンを目指す」と息巻く。一方、広島トヨペットは「ヴィッツ」で勝負。古谷英明社長は「やるからには1位を目指したい」と意気込んだ。

 約2年前、松田会長と古谷社長が対談した際に「一緒にできたら」と語り合ったことがあり、古谷社長は「やっと約束が果たせる」と話していた。

 同シリーズは今月に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開幕予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期になり、5月にスポーツランドSUGOで開幕し全6戦を行うことになった。

 松田会長は「1チームだけでは発信力に限界を感じていたので広島トヨペットさんの参戦はありがたい。最も多くのチームが参戦するクラスで、格の違いを見せつけたい」と話し、古谷社長も「広島のディーラー同士が参戦することで話題性もあり、相乗効果も期待できる。広島に元気を届けたい」と応戦していた。