【虎のソナタ】「ウル虎の忍者」西岡にワクワク

【虎のソナタ】「ウル虎の忍者」西岡にワクワク

 美しきものにほほえみを さびしきものにやさしさを たくましきものにさらに力を…この日は石原裕次郎さんの命日(1987年)「あじさい忌」です。

 彼ほど足が長くなかったのに、ウィーン少年合唱団みたいなヨーデル声なのに ♪夜霧よ今夜もありがとう…を必ず歌ってヒンシュクを買っていた。それでもどこかちょっと似てる…と思ってきたもんです。

 今にして思うとそれは噴飯モノの自己陶酔にすぎなかったんだ。それに気がつくだけ謙虚でしょうが…今夜も、謙虚にありがとうゥゥだ。なんでこんなこと言うかといえば、いよいよ後半戦の開幕です。甲子園の阪神は「ウル虎の夏」として黄色を強調したサードユニホームで戦った。当然、球場も真っ黄っきでした。左翼席の広い一角は真っ赤っかでしたけど…。

「忍者市」出身

 試合前に西垣戸理大は「メッセがそれなりに緊張感を漂わせていました。ところできょうのトップ(1番打者)は誰だと思います? 西岡選手です。まさに『お帰りなさい西岡選手』ですよ。スリムになって彼が“忍者”のような働きをしてくれて阪神が勝てばいいなぁ…と思ってます。僕は忍者市出身なんですから期待してます…」と妙なことを言う。

 なんじゃ、その「忍者市」とは? ご存じない方のために説明しておく。今年2月22日に西垣戸記者の故郷、三重県伊賀市が「忍者市」宣言をした。別に市の正式名称を変更したわけではないが、日本全国に知ってもらおうと、そういうニックネーム? としたのだ。その忍者市出身としてはこういう機会をとらえて故郷をPRしようと「西岡選手が忍者ぶりを発揮してくれれば虎は勝ちマス」というわけだ。

 一回はいきなり野村の初球をセーフティバントを試みたりしたが、最初の2打席“音無し”のかまえ。四回に鳥谷−糸原−梅野が二死から3長短で逆転したその直後の五回に、メッセが鈴木への四球の判定に“炎上”しかかると、すぐ一塁からすっとんできてサッサッとなだめ、メッセの気分をやわらげる動きなどはさすがはベテランらしい頼もしさだ。その裏、先頭で中前へ1年ぶりのワザありの復活ヒットを放って「ウル虎の忍者」の片リンをのぞかせた。

ニヤリ、クセ者復活

 とにかく転んでもタダでは起きないクセ者ぶりは、目にみえないプラスα効果がある。それに七回の打席では痛みの残る死球だが、ニヤリとして少しも痛がるそぶりもみせず笑顔さえみせて手をたたきながら一塁へ…そのムードメーカーぶりの忍者復活は“これから”にワクワク感を生む。コレデスよコレ…粘っこいタイガースを待っていたんだ。

 まさに、この17日にコンビニや駅売店などで発売されたサンスポ特別版『猛虎熱狂!!〜いざ勝負の夏〜』(税込み800円)の登場とドンピシャのコラボです。勝利でスタートした虎。そういえば夏本番を告げる京都・祇園祭の山鉾巡行もクライマックス。

 −祇園会の 児並び行く 朱傘かな…(四明)

 暑い、熱い、そして内容もぶ厚い我がサンスポのトラ番たちが渾身の執筆をした『猛虎本』もホットです。ぜひ読んでネ。

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