【世界陸上】100障害初の準決勝 木村文子、世界の強豪に食らいついたが敗退「誰かが突破しないと」

【世界陸上】100障害初の準決勝 木村文子、世界の強豪に食らいついたが敗退「誰かが突破しないと」

 【ロンドン=坂井朝彦】陸上の世界選手権第8日は11日、ロンドンで行われ、日本勢として初めて女子100メートル障害の準決勝に臨んだ木村文子(あやこ)(エディオン)は13秒29の2組8着で決勝に進めなかった。

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 2組最下位の8着、タイムは13秒29。それでも、きらりと光るレースだった。女子100メートル障害の日本勢で史上初の準決勝に進んだ木村は、緊張よりも「うれしくて早く走りたいな」とすら思えていたという。敗れはしたが、世界の強豪に食らいついて「どう戦うか、自分なりにはできた」と満足そうに振り返った。

 予選は2組4着で突破。準決勝の同組は全員が今季の記録で12秒台を持つ格上ばかり。「前半から置いていかれるのは、したくなかった」という木村は序盤は粘ったが、引き離された。

 昨夏のリオデジャネイロ五輪出場を逃し、現役を引退する「区切り」の文字も頭に浮かんだという。かつては「スプリントもパワーもテクニックもない」と言われながら、コツコツと努力を重ねてきた。予選で惨敗した2012年ロンドン五輪と同じ舞台で、5年前からの進化を披露し、「少しは成長できたかな」とうなずいた。

 自身が持つ13秒03はもちろん、13秒00の日本記録で走っても、決勝には届かないほど、世界の頂(いただき)は高い。それでも、初出場の世界選手権で破った一つの壁。「誰かが突破しないと、みんなが狙いたいと思う場所じゃなくなってしまう」。自身に続く後継者の出現を願う29歳は、日本の第一人者としての自覚を口にした。(坂井朝彦)

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