横田めぐみさんの拉致から40年 滋さん、早紀江さん夫妻が会見「姿見えないまま40年」

 横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=が北朝鮮に連れ去られて15日で40年となったことを受け、父の滋さん(85)と母の早紀江さん(81)が川崎市で記者会見した。早紀江さんは「『明日こそは会いたい』と思い続け、姿が見えないまま40年もたってしまった。政府は本気度をもって、拉致被害者全員を救ってほしい」と一刻も早い救出を訴えた。

 早紀江さんは「数多くの人が拉致された。日本は何もできず、愛する国民さえ救えないと思われてはならない」と力を込め、「政府の方々は必死で国家のために働いていると信じるが、解決にこれだけ時間がかかると、『本当にこれでいいのか』という思いがある」と複雑な思いを吐露した。

 一方、9月の国連総会でめぐみさんを念頭に拉致問題を厳しく批判したトランプ米大統領と家族会の面会が今月、実現したことについて「良い機会が来ていると感じる。各国としっかり連携をとりながら、被害者の救出を目指してほしい」と力を込めた。

 この日、滋さんは会見に同席したが、体調不良で発言できなかった。早紀江さんは「いつもめぐみちゃんに会いたいと強く思っている」と思いを代弁し、「夫は本当に生真面目な人。私たちは普通の庶民で何もできないが、助け合いながら救出運動にも取り組んできた」と振り返った。

 めぐみさんは昭和52年11月15日、新潟市で拉致。北朝鮮は平成14年の日朝首脳会談で「死亡した」と主張したが、他人の遺骨を提出するなどの偽装工作や説明の嘘が次々と明らかになった。日本側では複数の生存情報を把握している。

スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

おすすめ情報

産経新聞の他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

国際・科学 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

国際・科学 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索