ハガティ駐日米大使が初の東北訪問 「日米連携に重要な時期」 宮城知事を表敬

 米国のハガティ駐日大使が7日、陸上自衛隊と米軍による日米共同方面隊指揮所演習「ヤマサクラ」視察などのため宮城県を訪れ、村井嘉浩知事を表敬訪問した。ハガティ大使が東北地方入りしたのは8月の着任以来初めて。北朝鮮問題などで地域の緊張が高まるなか、同大使は「私たち日米が緊密に連携するのにこれほど重要な時期はない」と述べ、“絆”の大切さを示した。

 この日、ハガティ大使は陸自仙台駐屯地(仙台市宮城野区)で行われている同演習を視察し、国土交通省東北地方整備局で東日本大震災に関しての説明などを受けた後、県庁に到着。

 懇談冒頭、村井知事は、陸上自衛官時代にヤマサクラに参加した経験があると紹介すると、ハガティ大使は「偉大なヘリコプターパイロットと場を共有させていただくことを大変うれしく思う」と応じた。

 また、震災の被災者らを気遣うとともに、復興支援から生まれた日米の若者の交流事業「TOMODACHIイニシアチブ」で6千人が交流していることなどを挙げ、「日米が自由で開かれたインド・太平洋地域を構築する上での“アンカー(いかり)”となるには、個人レベルの交流が極めて重要」と述べた。

 懇談後、村井知事は「北朝鮮、中国との関係を考えるといかに日米協調が重要かという話があった。米国から県への投資を促すように協力したいという話もあり感謝する」と語った。

 ハガティ大使は、経営コンサルティング会社での3年間の日本勤務を通じても初めての東北入りといい、「家族を伴って再び戻って来ることを楽しみにしている」という。

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