【香港=藤本欣也】言論や集会の自由に制限を加える「香港国家安全維持法」の成立を受け、香港の政治団体「香港衆志」(デモシスト)からの脱退を表明した周庭(アグネス・チョウ)氏(23)は6月30日、SNSで「私、周庭は、本日をもって、政治団体デモシストから脱退致します。これは重く、しかし、もう避けることができない決定です。絶望の中にあっても、いつもお互いのことを想い、私たちはもっと強く生きなければなりません。生きてさえいれば、希望があります」とコメントした。

 幹部の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(23)も「悪法が迫る中、政治監獄につながれるのか中国に移送されるのか、だれも明日のことがはっきりと分からない」とし、「これからは個人の身分で信念を実行する」「私の香港を守り続ける」と主張している。「香港衆志」は30日、解散を発表した。