東京五輪の延期合意を受け、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、福島県で26日にスタート予定だった聖火リレーを中止すると発表した。121日間をかけ47都道府県、859市区町村を回るはずだった。東京五輪の新たな日程が決まり次第、改めて聖火リレーを実施する。

 走行予定だったランナーについては、延期後も優先的に参加させる方針。武藤敏郎事務総長は「それぞれの方の希望もある。意思を尊重したい」と述べた。

 同日夜に行われた安倍晋三首相とIOCのバッハ会長との電話会談では、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城、岩手、福島の3県で展示が行われている聖火については、日本国内で保管することも確認した。大会組織委の森喜朗会長は「五輪が困難な時において、(聖火が)希望の道しるべとなることを願いたい」と述べた。