いくつになっても、自分らしく輝いていたい−。美魔女に熟女…、いま円熟した女性に注目が集まっている。25歳以上の結婚歴のある女性を対象にした日本最大級のミセスコンテスト「ミセスジャパン(MRS.JAPAN)」のエントリー登録がスタートした。

 5年目を迎える同大会は、日本初となる世界大会の自主開催を予定。地方予選を経て11月に東京都内で行われる日本大会で勝ち残った女性が、2021年5月に開催予定の世界大会への出場権を得ることができる。

 昨年11月に同コンテストのエグゼクティブプロデューサー(EP)に就任した総合エンターテインメント会社、アイビー・エンタテイメントの西村紗江子社長によると、審査で重視される点は「自信」という。

 日本の女性は海外の女性と比べるとおとなしくて従順、一歩引いて歩く、控えめなどのイメージが強いが、グローバル化が進む中、世界で勝負するために必要な要素が“自信”なのだと思う。

 西村氏は「ミセスの魅力は外見だけでなく内面からあふれる美しさと自身が持つストーリーが大切だと思う。日本は女性の社会進出が遅れていて、自分を上手に出せる人が少ない。世界に通用するミセスに必要なのは自信です」と断言する。

 結婚を経て子育てや家庭環境などで夢を諦めてきた女性は多いと思うが、昨今はミセスをターゲットにしたファッション誌やアパレル、スキンケア商品など数多く発売され、どれもヒット。毎日の暮らしに美しさや豊かさ、刺激を求めている人が多い証拠だと思う。

 西村氏も「各地を回っていてミセスがとてもパワーを持っているのを感じる。新しいことにチャレンジしたいと思っている人や自分も輝きたいと思っている人は多い」と分析。「家族に深い愛情をもって生きている方々を見ると尊敬しかない。そういうミセスの方が輝ける機会をつくっていけたら」と力を込める。

 東京五輪イヤーは海外からの注目度も高い。日本人女性が持ち備えた魅力を生かしつつ、新たな輝きを放つことができれば、さらに需要は高まり、ミセス市場に目をつける企業も増えそうだ。

 西村氏も「私たちもグローバルスタンダードに近づかないといけない。調和を大切にしながら常に自分らしくあることができる女性が増えたら」と願う。夫婦は女性が優位だとうまくいくと良く言われるが、近い未来にパワーあふれるミセスが中心となる時代が訪れる可能性もありそうだ。(ちゅん)