NHKの東京五輪・パラリンピックのナビゲーターを担当する人気グループ、嵐が25日、司会を務める同局特番「2020スタジアム」(月1回、水曜後7・30)に生出演した。前日24日に東京五輪は延期となり、櫻井翔(38)は「引き続き選手の皆さんを応援していきたい」と宣言。嵐は今年末での活動休止を公表しているが、来年のナビゲーターについて同局は「現時点では変更は考えていない。何も決まっていない」と話すにとどめた。

 東京五輪・パラリンピックの開催延期発表から一夜明けたこの日、影響は国民的グループにも“直撃”した。

 「世界中が今、大変なことになっています」「2020スタジアム」の冒頭、櫻井が五輪の延期を報告。続けて相葉雅紀(37)が「今夜は東京大会のために走り続けてきたアスリートの皆さんが、どんな思いでいるのかありのままを伝えたい」と“特別編成”で届けることを伝えた。

 同番組は、東京五輪・パラを目指すアスリートに嵐が会いに行き、強さの秘密や素顔に迫るスポーツ特番。当初は26日に始まる聖火リレーの前夜とあって、72分間放送する予定だったが、延期により42分間に短縮した。

 予定変更は放送時間にも影響を及ぼしたが、この日行われたNHKの定例会見では、嵐について質問が出た。延期によって注目される「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」を務める嵐の今後だ。

 5人は人気シンガー・ソングライター、米津玄師(29)が作詞作曲したNHK2020ソング「カイト」を歌うなどNHK五輪・パラの顔として活躍。昨年1月に今年末での活動休止を発表後、“ゴール”に向けて全力疾走中で、5月15、16日には国立競技場でのライブを控えている。

 定例会見で五輪ナビゲーターについて同局は「現時点では変更は考えていない。何も決まっていない。昨日今日のことなので」と困惑気味に説明。また、番組内でも今後について触れることはなかった。

 ただ、“応援団”として前向きな気持ちは変わらない。「2020−」の中で、二宮和也(36)は聖火リレーの走者に選ばれていた岡山県の中学生3人を取材。リレーの中止でVTRは“お蔵入り”になったが、水害を支援してくれた人々に元気で頑張っていることを伝えたいという3人の胸中を代弁し、「気持ちを切り替えて頑張って」とエールを送った。さらにカメラに向かって、「オレだよ!」と明るく呼びかけていた。

 男子マラソン代表に選ばれた大迫傑(28)に密着した松本潤(36)は「これからも応援していきたい」と約束。大野智(39)はスケートボード・パーク女子の四十住さくら(18)に会った様子を紹介し、声援を送った。

 最後は櫻井がパンデミックの一日も早い終息を願い、5人を代表して「われわれは引き続き選手の皆さん、数多くの挑戦する皆さんをこれからも応援していきたい」と宣言した。