バンビーノがコンビで被災地を積極支援 石山大輔は水だけを輸送する独自ルート開拓

バンビーノがコンビで被災地を積極支援 石山大輔は水だけを輸送する独自ルート開拓

 お笑いコンビのバンビーノ=東京よしもと=が、活発な梅雨前線による西日本豪雨の被災地に対し、現地の行政と連携しながら積極的支援を続けている。愛媛県大洲市出身の石山大輔(33)の実家が被災。水不足が深刻化しており、石山は水だけを輸送する独自ルートを10日に開拓。数日が経過し、避難所などで多くの喜びの声が上がっている。

 東京で活動する石山が情報を収集し、当初は松山市内を拠点に物資を集めて、仕事で交流がある「愛媛プロレス」のレスラーたちが、トラックで被災地に一括運搬。バンビーノの後輩にあたる愛媛県住みます芸人、ひめころんの杵築拓也(31)と齊官(さいかん)昌伍(29)も現地で支援活動を行っている。

 石山はサンケイスポーツの取材に対し「物資を集める拠点として、より断水が激しい地域に近く、かつ作業がスムーズに運ぶ場所の確保ができました」と明かした上で、物資送付の継続協力を呼びかけた。

 2リットルのペットボトル飲料水(スポーツドリンクを含む)に特化した最新の送付先は「〒797−0007 愛媛県西予市宇和町明石592の1 新和自動車 三宅和彦代表宛」。電話番号は0894(62)6318。仕分け作業にかかる時間を割愛して一刻も早く被災地に届けるため、運搬しやすい箱単位(6本ないし1ダースなど)での送付協力を呼びかけている。

 また、石山は地元の大洲市役所とも連携。大洲は水(スポーツドリンクを含む)に加えて、給水用のポリタンク(※折りたたみ式)、カップ麺、ウエットティッシュが大幅に不足。「ひとつの段ボール箱に1種類限定で梱包(こんぽう)していただけると、仕分けをせずにすぐに運搬できるので、ありがたいです」と石山。すべてはスピーディーに手をさしのべるための知恵なのだ。

 送付先は「〒795−0052 大洲市若宮625番地4 大洲市総合体育館」。電話番号は0893(24)6255。直接届ける場合や宅配便などの受取時間は9時から午後5時。

 また、相方の藤田裕樹(32)も立ち上がった。石山が『水』なら藤田は『資金』で、支援金を募集するクラウドファンディングアプリ「polca(ポルカ)」の専用ページを作成した。

 11日にスタートした第1弾では2日間で29万4000円が集まり、すでに現地のスタッフに送金。全国からの善意を、水と、運搬のためのガソリン代に限定する資金にあて、現地での活動内容や使途を逐一、ツイッター(バンビーノ石山@ishiyamantohihi バンビーノ藤田@fujiboy0730)やフェイスブックで開示している。

 問い合わせが多く、支援システム第2弾も立ち上げた。アドレスはhttps://polca.jp/projects/13NvMZgKNyUで、クレジットカード決済で、一口300円から気持ちを寄せることが可能。「即刻資金を届けることができるのが利点で、ネット通販でポチッと買い物をする感覚で利用できます。協力したいけれど迷っているかたがいらしたら、ぜひお願いします!」と藤田は力を込めた。

 多くの親戚(しんせき)が大洲市役所に務める石山の情報は的確で、刻々と変化する状況をSNSで細かく発信。まさに、かゆいところに手が届くような、情報のコントロールタワーのようだ。

 「水がひいたあとの掃除、飲料水、洗顔、洗濯。何をするにも水が必要で、熱中症の予防も口腔(こうくう)ケアも、感染症の予防も大切です。まだまだ専門家でも活動が難しい状況だそうなので、東京にいながら可能なかぎりの支援をしていきたいです」と全力で取り組んでいる。

 「藤田も積極的に動いてくれて、本当にコンビを組んでいてよかったと痛感しています。まるで自分のふるさとのように心配してくれていて、いつも僕を後方支援してくれるので、信頼している相方であり、友達です」と石山がいえば、藤田も「石山は自分で全て何とかしようとするタイプ。災害発生当日も“助けてくれ”とも何ともいわなかったんです。でも、愛媛の身内の方々と連絡を取って困っている姿を見て、助けずにはいられなかった。一日も早く元通りの生活に戻るよう、支援を続けたいと思います」。バンビーノの熱い絆が、被災地に希望の光を照らしている。

 ★石山大輔(いしやま・だいすけ)1984年12月10日、愛媛県大洲市生まれの33歳。“ダンソン”ネタでブレークしたバンビーノのツッコミ担当。愛媛・大洲高校〜京都外国語大学英米語学科卒業。高校ではサッカー部に所属し、1、3年時に県大会優勝。大学時代にブラジルにサッカー留学。

 ★藤田裕樹(ふじた・ゆうき)1985年7月30日、大阪府交野市生まれの32歳。ボケ担当。大阪・枚方高校〜辻調理師専門学校。落語家、桂きん枝の甥(きん枝は母の弟)。釣りが趣味で4月21日付の本紙「よしもと釣り部通信」に掲載。マダイを釣りあげ「マダイ、ニーブラ!」の見出しが躍った。


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