サニブラウン、ボルト超え!史上最年少で200M決勝進出 日本勢で7大会ぶり「メダルに食い込む走りができれば」/世界陸上

サニブラウン、ボルト超え!史上最年少で200M決勝進出 日本勢で7大会ぶり「メダルに食い込む走りができれば」/世界陸上

 陸上・世界選手権第6日(9日、ロンドン)男子200メートル準決勝2組で、サニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=は向かい風0・3メートルの条件下、20秒43で2着。世界記録保持者ウサイン・ボルト(30)=ジャマイカ=の18歳11カ月を更新し、18歳5カ月の史上最年少で決勝進出を果たした。

 激しい雨をサニブラウンが切り裂いた。大外の9レーンからスタートし、トラックを駆け抜けた。カーブを抜けて先頭集団に食らいつくと、終盤になっても勢いは衰えない。2位でフィニッシュし、ファイナリストの称号を手にした。

 「まずは目標としていた決勝にいけた。これで満足せずタイムも全然まだまだ。これからもう一段上げて、メダルに食い込む走りができれば。あすはいい天気になると思うので、きょうはしっかり寝て食べて、いいモチベーションで臨めれば、また一段階ぐらいギアを上げられる」

 7日に行われた予選。出遅れたサニブラウンは向かい風0・5メートルの中、得意の後半に巻き返した。20秒52の2着で準決勝に進み、胸をなで下ろした。

 気温19度と肌寒く、号砲を待つまでに体が固まった。スタートの反応速度は0秒221と1組の7選手で群を抜いて遅かった。カーブを抜けて直線に入っても4番手前後にとどまりギアを上げ、歯を食いしばりながら、なんとか前回大会に続いて準決勝への切符をつかんだ。

 過去に日本勢が決勝に進んだ例は2003年大会で銅メダルに輝いた末続慎吾の1度だけ。予選全体8位のタイムは20秒26で、サニブラウンの自己ベスト(20秒32)では届かない。準決勝は奮起が必要だった。

 100メートル予選と準決勝、200メートル予選に続きロンドン五輪銀メダルのヨハン・ブレーク(27)=ジャマイカ=と同じ2組に入った。今季の最高タイムでサニブラウンは2組で6番目。世界の強豪としのぎを削り、日本勢7大会ぶり2度目の決勝進出を決めた。

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