西武は16日、埼玉・所沢市の球団事務所で会見し、12球団初となるプロ球団名を冠した女子硬式野球チーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」を4月1日に発足すると発表した。

 「自分のやりたかったことがついに実現する。プロではないけど、女子野球界の中ではかなり注目度は高いと思う。女子野球をやっている子、やりたいと思っている子の夢につながればいいと思います」

 西武OBで女子野球の日本代表監督も経験した新谷博監督(55)が、女子野球界の大きな一歩に笑顔をみせた。女子の野球人口が増加しているなか、西武が全日本女子野球連盟からチーム発足への協力要請を受けて快諾した。

 この1年間は西武と同じ仕様のユニホーム、キャップを提供。西武の室内練習場の使用も認め、選手が使用していた道具やボールも提供する。また、ライオンズアカデミーのコーチが臨時コーチとして指導するなど、全面的なバックアップを約束した。

 始動に向けて六角彩子内野手(28)、出口彩香内野手(27)の日本代表経験者2選手の加入が決定。新谷監督は現在の尚美学園大・女子硬式野球部と兼任する。約20人が所属する予定で、19日に尚美学園大、2月9日にライオンズトレーニングセンターでセレクションを行う。(詳細は西武の球団公式HPに)。

 新谷監督は高校生など若い世代についても「プレーや性格をみて、適切であれば(入団は)可能だと思います」と、門戸を広く開放し、有望な人材を求めていく。