比嘉が世界初挑戦で戴冠 具志堅会長と同じ21歳で/BOX

 プロボクシングのトリプル世界戦(20日、有明コロシアム)で、WBC世界フライ級王座に挑戦した比嘉大吾(21)=白井・具志堅スポーツ=は6回2分58秒、TKOで前王者のフアン・エルナンデス(30)=メキシコ=を破り、世界初挑戦で戴冠。WBA世界Lフライ級王座を13度防衛したジムの具志堅用高会長(61)と同じ21歳で世界王者となった。エルナンデスは前日計量で200グラムオーバーして王座を剥奪されていた。

 比嘉は13戦全勝(13KO)で日本選手として初めてデビューからすべてKO勝ちで世界のベルトを奪取。沖縄からの世界王者は1992年4月にWBA世界Sライト級王座を獲った平仲明伸以来、実に25年ぶり。エルナンデスは40戦36勝(26KO)4敗となった。

 強打が武器の比嘉は、2回に右アッパーで最初のダウンを奪い、5回に2度目のダウン。6回には計4度、エルナンデスをキャンバスに倒し、レフェリーが試合を止めた。

比嘉大吾の話「最高です。1ラウンドは取られたと思ったが、つかまえて接近戦になれば倒せる自信があった。具志堅会長のような偉大な世界チャンピオンになりたい」

具志堅用高会長の話「相手のパンチをじっくり防御しながら、仕掛けていったのが良かった。素晴らしいボクサーだ。もっともっと強くなる。ボクシングを知らない人でも彼のボクシングを見たいと言われるような選手になってほしい」

フアン・エルナンデスの話「普通はもっと楽に試合できるが、やはり(計量失敗の)影響はあった。(比嘉は)非常に力強い選手だった。個人的にはリベンジしたいが、それはプロモーター同士が決めることだ」

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