ロンドン五輪「金」村田、ミドル級世界王者ならず!ダウン奪うもエンダムに判定負け/BOX

ロンドン五輪「金」村田、ミドル級世界王者ならず!ダウン奪うもエンダムに判定負け/BOX

 プロボクシング・WBA世界ミドル級王座決定戦(20日、東京・有明コロシアム)同級2位でロンドン五輪金メダリストの村田諒太(31)=帝拳=が、同級1位のアッサン・エンダム(33)=フランス=に1−2で判定負け。4回に右ストレートでダウンを奪い、試合を優位に進めたが、判定で敗れた。

 判定結果が出た瞬間、言葉を失った。国内で25年ぶりのミドル級の世界戦で、村田は相手の土俵ならぬ“リング”で闘った。「リングの一辺を7メートル以上にしてほしい」と相手陣営が交渉の詰めの段階で要求し、契約書に明記させた。ルールではロープ内側の一辺が5・5〜7・3メートル。最大級のサイズを要求した裏には、フットワークを駆使するエンダムのしたたかな作戦があったが、村田のパンチがそのプランをぶち壊したはずだった。

 1904年のセントルイス五輪でボクシングが採用されてから、ミドル級金メダリストが、プロの同級で世界王者になっていなかった。強打の右で強敵も113年の“ジンクス”を打ち破ることはできなかった。

 世界的に選手層が厚いミドル級は、挑戦することも難しく、マッチメークも難しい。日本勢でこの階級の世界チャンピオンになったのは、これまで1995年にWBA王座に就いた竹原慎二ただ一人だった。

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