(セ・リーグ、ヤクルト0−12巨人、3回戦、巨人2勝1敗、28日、神宮)巨人は28日、ヤクルト3回戦(神宮)に12−0で快勝。打線が3試合連続13安打、4試合連続2桁安打と爆発した。投げては先発の新外国人、エンジェル・サンチェス投手(30)=前韓国SK=が6回3安打無失点で開幕から2戦2勝とした。

 実力は本物だ。ヒーローインタビューを受けたサンチェスは、開幕直前に丸刈りにした頭をかき「とてもうれしい。まだ現状に満足せず、もっと長いイニングを投げられるようにしたい」と、控えめに笑みを浮かべた。

 4四球でピンチはつくったものの要所を締めた。カットボールなど速い変化球で打たせて取り、6回97球で余力を残して降板した。

 昨季、韓国SKで17勝を挙げ、年俸3億5000万円という破格待遇で巨人入り。オープン戦は防御率10・57、開幕前の練習試合も2試合、7回2/3を投げて10失点と結果を出せなかった。

 しかし、周囲の不安をよそに開幕から快投。新助っ人が初登板から2戦2勝を記録するのは2018年のヤングマン以来で、ガリクソン、鄭ミン哲に続く球団史上4人目だ。原監督は「ストライクゾーンを『外は遠くに、内は近くに』と広く使えるようになってきた」と評価した。

九回に代打で1号3ランを放った巨人・石川「日頃から『代打は1球で仕留められるようにしないといけない』と亀井師匠から教えていただいている。その一点に集中して、実行できた」

二回に右前2点打を放った巨人・丸「久しぶりに芯に当たった感じ。『バンザーイ』な気分ですね」

二回に左前適時打を放つなど2安打2打点の巨人・坂本「みんなでつないで、いい点の取り方ができた」