巨人は30日、会田有志3軍投手コーチ(36)が28日に東京・中央区の都営新宿線の馬喰横山駅構内で人命救助したと発表した。エスカレーターから転落して意識を失っていた男性に胸骨圧迫による心肺蘇生法を行い、自動体外式除細動器(AED)を使用。男性は意識を回復し、救急隊に搬送された。球団によると男性は回復に向かっているという。

 会田コーチは2010年の木村拓也コーチ(享年37)の急逝を受け、16年に「公認アスレチックトレーナー」の資格を取得。取材に対し、「選手の命を守りたいという意識を強く持っていた。AEDは誰にでも簡単に扱えるので、万が一の時には救護にあたってほしい」と呼びかけた。

 中大から06年に大学・社会人ドラフト7巡目で巨人入団し、救援右腕として、通算37試合に登板し、3勝2敗、防御率2・88。09年の現役引退後は2、3軍でコーチを務めている。父の照夫氏も元ヤクルト投手で通算29勝を挙げている。