二松学舎大付が14点爆勝!市原監督に“男惚れ”のエース市川、投打に大暴れ

二松学舎大付が14点爆勝!市原監督に“男惚れ”のエース市川、投打に大暴れ

 第99回全国高校野球選手権大会第6日第3試合(明桜2−14二松学舎大付、13日、甲子園)2回戦4試合が行われ、二松学舎大付(東東京)は明桜(秋田)に14−2で大勝した。エース左腕、市川睦投手(3年)が8回6安打1失点と好投。打線も19安打と爆発し、投打で圧倒した。

 背番号1が、投打に大暴れした。8回1失点の好投に、3長打を含む4安打。好発進の立役者、市川は相好を崩した。

 「初めての甲子園で最初は緊張した。バッティングがよかったので緊張がほぐれた。気持ちよく、楽しく投げられた」

 内角への直球と多彩な変化球で明桜打線を翻弄した。六回に1点を失い、なお一死二、三塁のピンチでは強烈な打球を「とっさ」に出した右脚で止め、本塁生還を阻止。終盤まで力のある球を投げ込んだ。

 打撃では二回に適時三塁打を放つなど4安打1打点。本塁打でサイクル安打達成となる八回の第5打席は送りバントで、チームに貢献した。高校通算22本塁打を誇る強打者だが「(サイクル安打は)全く意識していなかった」と胸を張った。

 父・隆男さん(49)と1982年のセンバツ準優勝時のエースだった市原勝人監督(52)が知り合い。市川は、子供のころから交流があった監督を尊敬し「男気があってオーラがすごい。甲子園に連れて行きたいと思った」と入学を決断した。

 親のように厳しく接し、チームで最も叱ってきたという指揮官は「市川は落ち着いていた。丁寧に粘り強く投げてくれた」と成長に目を細め「初戦は硬くなりやすいが、よくやってくれた」とたたえた。

 幼少期から抱いてきた思いを現実にした市川。エースは「きょうの勝ちは通過点。今度は監督を甲子園で胴上げしたい」と、自信に満ちた表情で“恩師超え”を誓った。 (葉山理)

市川 睦(いちかわ・あつし)

 2000(平成12)年3月3日生まれ、17歳。東京・練馬区出身。小1から旭丘野球部で軟式野球を始める。ワールドボーイズを経て、旭丘中では練馬中央シニア(硬式)に所属。二松学舎大付では1年夏からベンチ入りし、2年秋からエース。球種は最速143キロの直球、カーブ、スライダー、チェンジアップ。1メートル82、85キロ。左投げ左打ち。家族は両親と妹。

二松学舎大付(にしょうがくしゃだいふ)

 1948(昭和23)年に二松学舎高等学校として創立。53年から現校名。普通科のみの私立共学校で生徒数は718人(うち女子378人)。野球部創部は58年で部員数は67人。3年ぶり2度目の出場(春は5度)。主なOBは初芝清(元ロッテ)、鈴木誠也(広島)、大江竜聖(巨人)。所在地は東京都千代田区九段南2の1の32。本城学校長。

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