「明治安田生命Jリーグ」は新型コロナウイルス感染拡大による中断が明けて、J2は再開2日目。2試合を行い、京都がFWピーター・ウタカ(36)の2ゴールで昨季J1の磐田を2−0で破り、今季初勝利を挙げた。琉球と福岡は1−1で引き分けた。

 京都がサンガスタジアムの初公式戦で完勝。新型コロナウイルスの影響で無人のスタンドに向かって、新ゴールパフォーマンスを決めた。

 「1点目は医療従事者にささげるもの。2点目は、きょう来られなかったファンの皆さんに楽しんでもらいたかった」

 前半28分、MF金久保のスルーパスに広島在籍時の2016年J1得点王で今季新加入のウタカが抜け出し、右足で流し込んだ。すると11人全員が左腕を天高く掲げて医療従事者への感謝を示した。後半2分に元ナイジェリア代表FWが2点目を挙げると、1人がボールを転がすポーズをしてピン役の選手が次々と倒れるボウリングパフォーマンスを披露した。

 総事業費約176億円で1月に完成した2万1600人収容の新スタジアムで快勝。実好礼忠監督(47)は「短期間の準備で、集中力高く戦ってくれた」と画面越しに熱気を届けたイレブンをたたえた。(邨田直人)