J1・G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(40)が30日、目前に迫った大記録について、オンラインで取材に応じた。再開初戦となる7月4日のC大阪戦に出場すれば、632試合のJ1最多出場記録を達成。今季開幕戦で並んだ元日本代表GK楢崎正剛(44)=横浜F、名古屋=の記録を上回る。来たる一戦へ、遠藤は自然体で備える。

 J1出場632試合目を目前にして、MF遠藤は普段通りの淡々とした口調の中に、自身の思いを込めた。

 「一番はサッカーを楽しむこと。あとは試合に出たい、味方や敵との競争に負けたくないという気持ち。目の前の試合に出たい、ただそれだけです」

 鹿児島実高から1998年に横浜F(横浜Mと合併し消滅)に入団してプロ入り。常に次のゲームを意識し続け、試合数を積み重ねてきた。コロナ禍で初めてサッカーができない期間が長く続いた。新しい練習などに取り組む選手も多いが、必要以上のトレーニングをせず、自然体で過ごしてきた。

 「休むときに休み、動けるようになったら動く。無理しすぎず、自分の体をうまくコントロールしながらやってきた」と、遠藤流の調整でJ1再開を迎える。

 記録がかかる舞台は、C大阪との大阪ダービー。本来なら大きな盛り上がりを見せる一戦は、無観客で行われる。「かなり影響が出ると思うし、淡々とゲームが流れる可能性はある。立ち上がりと先制点がすごく重要」と気を引き締めた。(邨田直人)