東京五輪アジア最終予選を兼ねるサッカーのU−23(23歳以下)アジア選手権で1次リーグB組で2連敗して敗退が決まっていた日本は15日、最終戦でカタールと1−1で引き分けた。日本は勝ち点1で同組最下位。東京五輪の予行演習と位置づけていた大会で、勝利を挙げられないまま、帰国することとなった。

 既に開催国枠での五輪出場が決まっている日本。アジア諸国との真剣勝負で強化を図り、目標の金メダル獲得へ弾みをつけたかったが、サウジアラビア戦、シリア戦と2連敗し、初の1次リーグ敗退。

 最終戦の相手は、昨年1月のアジア杯決勝でA代表が1−3で完敗したカタール。スペイン出身のサンチェス監督はA代表と五輪代表を兼任する。

 森保監督としては、最終戦で意地を見せ、逆風に歯止めをかけたいところだったが、ともにスコアレスの前半終了間際にMF田中碧がVAR判定の末、一発退場に。

 後半は10人でのプレーを余儀なくされた日本だったが、28分にFW小川に今大会初ゴールが生まれて先制。

 しかし、そのわずか6分後にエリア内のファウルで痛恨のPKを献上し、同点に。本番前最後の公式戦を1−1で終えた。

【日本先発メンバー】

GK 大迫敬介(広島)

DF 立田悠悟(清水)   町田浩樹(鹿島)   橋岡大樹(浦和)

MF 杉岡大暉(湘南)   田中駿汰(大体大)   田中碧(川崎)   食野亮太郎(ハーツ)   相馬勇紀(鹿島)

FW 小川航基(水戸)   旗手怜央(順大)

U−23アジア選手権

 2013年から行われる23歳以下の代表チームの大会。16年カタール大会以降は2年に1度の開催。日本は13年と18年大会は五輪を見据えてU−21代表チームで参加した。16年リオデジャネイロ五輪予選を兼ねた16年大会にはU−23代表で臨み優勝。今大会は東京五輪予選を兼ねており、開催国枠の日本を除く上位3カ国が五輪本戦への切符を得る。