ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が15日、ZOZOマリンの室内練習場で行われた新人合同自主トレーニングに参加し、キャッチボールやダッシュなどを行った。練習前は新人選手に向けた球団主催の講義を受け、ファンサービスの大切さを学んだ。注目度が高い最速163キロ右腕は、ファンへの“神対応”を約束した。

 ファンを愛し、愛される選手になる。佐々木朗が、グラウンド外でもファンに夢を与える“神対応”を誓った。

 「球団も選手も、ファンがいて成り立っていることを確認できました。ファンサービスを大切にして、より一層、ファンの方々に楽しんでもらえるようにやっていきたい」

 新人合同自主トレーニングの前に、球団による講義が行われ、この日のテーマは「ファンサービス」だった。放映権やスポンサー、グッズの売り上げなど、球団経営の仕組みが説明され、黄金ルーキーはファンの大切さを学んだ。

 講義の中では“神対応”の一例として、DeNAの守護神・山崎が笑顔でファンにサインを書き続ける映像が紹介された。球界きってのファンサービスの良さで知られる右腕の姿に、「一つ一つの小さな行動から(ファンに)見られている。そういうところから気を配っていきたい」と刺激を受けた。

 既にファンサービスを実践していた。11日の合同自主トレ初日。練習後の疲れも見せずに即席サイン会で約40分間、201人にペンを走らせた。

 大船渡高時代にこれほどの人数にサインを書いた経験はなく、「僕がもっとうまく書ければ、もっと多くの人にサインできた」と気遣った。この日も帰りのバスに乗り込む前に、寒空の下で待っていた15人ほどのファンにサイン。「やれるときは積極的にやっていきたい」と前向きだ。

 最速163キロの球速だけではない。令和の怪物はファンサービスでも日本一の選手を目指す。 (浜浦日向)