東京パラリンピックで金メダル獲得を目指す車いすラグビーの日本代表が14日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター・イーストで合宿を公開した。

 練習後に取材に応じた17歳の橋本勝也(福島・田村高)は、ジャパンパラ競技大会(3月12日−15日、国立代々木競技場)に向けて「自分の力が世界でどれだけ通用するかを試したい。東京パラの決勝の舞台に立つための材料を集める場にしたい」と闘志を燃やした。東京パラリンピックと同じ会場に、世界ランキング1位の宿敵オーストラリアなど、世界の強豪4カ国が集結する大会で結果を残し、日本代表入りをアピールする。

 悲願の金メダル獲得へ日本は無料通信アプリLINEでグループを作り、合宿以外の期間も積極的にコミュニケーションを取っている。障害の程度によって各選手に付けられる持ち点(重い方0・5点から軽い方3・5点)ごとにグループを分け、持ち点が3・0点の橋本は主将の池透暢(39)、池崎大輔(42)、島川慎一(45)ら“ビッグ3”と同じグループに所属。合宿前には「新型コロナウイルスがはやっていますが、体調には気を付けて合宿頑張りましょう」と最年少らしからぬ対応を見せ、「めっちゃ大人ですね」と池を笑わせた。普段は福島の高校に通う橋本は「グループを作って、距離が縮まった。地方でも近いところにいるように気軽に話せる」と効果を実感していた。