歯切れ悪い横綱…白鵬、万全3連勝もダンマリ「場所中だから」/九州場所

歯切れ悪い横綱…白鵬、万全3連勝もダンマリ「場所中だから」/九州場所

 大相撲九州場所3日目(14日、福岡国際センター、観客=6941)相撲人気のさなかに突然起きた、横綱日馬富士(33)による暴行問題。事件が表面化した14日、日本相撲協会はもちろん、力士の間にも激震が走った。宴席に同席したとの情報もある横綱白鵬(32)も言葉少な。協会は危機管理委員会による調査を行うと発表した。日馬富士は午前中、報道陣を前に謝罪の言葉を発したが、詳細の説明はしなかった。

 重苦しい空気が東西の支度部屋を支配した。日馬富士の暴行事件が発覚した3日目。万全の相撲で3連勝した白鵬も、口数は少なかった。

 「初日に鶴竜、きょうから…ね。託されたわけだから、横綱、大関で頑張っていこうと。引っ張っていかないと。稀勢の里とね」

 17年ぶりに実現した4横綱時代。だが、4場所目の今場所も初日から鶴竜が休場し、暴行事件を起こした日馬富士も姿を消した。残された横綱は全休明けの白鵬と稀勢の里の2人。盛り上がる相撲人気に水を差す不祥事に、第一人者の表情は硬かった。

 日馬富士の貴ノ岩への暴行が起きた秋巡業の鳥取。蛮行の場となったモンゴル人力士による10月26日夜の宴席に白鵬も同席し、暴行を止めに入って日馬富士に突き飛ばされていたとされる。

 「同席していたのか」という質問には「場所中だから」と答えただけ。足早に迎えの車に乗り込んだ。

 日馬富士の弟弟子の照ノ富士は「ノーコメント」と、事件については口を閉ざした。ほかのモンゴル人力士も多くを語ろうとしなかった。日馬富士の休場で不戦勝となった玉鷲は「朝のニュースを見て驚いた。(貴ノ岩は)けがを乗り越えて、また相撲を頑張ってほしい」と母国の後輩を気遣った。自身の事件当夜の行動については「付け人と(宿舎の)部屋にいてテレビを見ていた。宴席には出ていない」と説明した。

 同じくモンゴル出身の千代翔馬も「自分は呼ばれなかった」と宴席への出席を否定。事件後の日馬富士について「今思えば、元気がなかった。いつもと違った。目の輝きもなかった」と話した。

 前代未聞の不祥事に揺れる大相撲。渦中のモンゴル人力士の動揺は当分続きそうだ。 (臼杵孝志)

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