阪神、“福留劇場”でベイ連倒!日本通算250号決着弾&決死ダイブの大暴れ

阪神、“福留劇場”でベイ連倒!日本通算250号決着弾&決死ダイブの大暴れ

 (セ・リーグ、DeNA1−2阪神=延長十回、16回戦、阪神10勝6敗、12日、横浜)打った、飛んだ! 福留で勝った!! 阪神は延長十回、福留孝介外野手(40)が日本通算250本塁打となる決勝12号ソロを放ち、DeNAに連勝した。八回には貴重な同点打、守ってもダイビングキャッチと大暴れの主将に導かれ、貯金は6月17日以来の「11」。3位DeNAを4ゲーム差と突き放し、首位カープを7・5差で追う。

 切れるな、入れ−。弾丸ライナーが左翼ポール際に飛ぶ。一塁を回ったところで着弾を確認し、足を緩めた。花束を受け取るとベンチ前で西岡と抱擁を交わす。延長十回一死、砂田から日本通算250号の決勝弾。さすが福留、これぞ福留だ。

 「打った瞬間(感触が)よかったので、なんとか届いてくれと。よく伸びてくれましたね。記念とかいうよりも、いいところで出てくれた。それが勝ちにつながったというのが一番だね」

 1ボールからの外寄りの直球。「多分、外にくるだろうな」と網を張っていた。5日のヤクルト戦(京セラ)以来、自身5試合ぶりの12号ソロ。一発を放てば昨季から14連勝という神話に「いいことです、ハイ」と照れ笑いを浮かべた。

 0−1の八回、同点打も福留だった。無死二塁。「(西岡)剛が二塁打で出てくれて最低でも三塁に進めようと。結果的にいいところに飛んでくれました」。パットンの足を強襲して一、二塁間を破る適時内野安打。さらに右翼守備では三回二死一塁、田中浩の右中間の飛球をダイビングキャッチだ。能見が先発していた6日のヤクルト戦(京セラ)では珍しく落球(失策)。「僕がやってしまって…。しっかり守ってやりたいというのがあった」。5試合ぶりの勝利を目指した左腕の熱投に報いるべく、40歳が人工芝に身をたたきつけた。

 「ああいうところで打って決めてくれるのが福留。(250号は)もっと打っているイメージある」と金本監督がうなれば、中日時代から知る高代ヘッドコーチは「感受性がすごい。守っていても配球を考えて、準備している」と目を細めた。

 250発を積み重ねたスイング。鹿児島・大崎小3年でソフトボールを始める前から自然と培われていたものだ。物心がつき始める3歳の頃。散歩に出かけると、気づけば道に落ちている木の棒を拾っていたという。手頃な大きさなら、しめたもの。当時は右打ちだったが、それをバットに見立て、生えている草にかするかかすらないかを狙って、楽しんだ。

 「芯に当たってくれたのでよかった」というパワーと確実性を兼ね備えたスイングには三つ子の魂が宿っている。250本の思い出を問われても「あまりピンときません。1本も覚えてませ〜ん」とジョークで受け流したが、ファンの胸にはしっかり刻まれている。

 「ほんとは能見に勝ちをつけたかった。それができなかったので、何とかして、最低でも能見の負けを消したい、と思っていました」

 投の柱・メッセンジャーの無念の離脱から、2連勝。貯金を2カ月ぶりに「11」に戻した。チーム一丸を求める主将が力を振り絞り、傷だらけの虎を救う。 (阿部祐亮)

データBOX

 ◎…福留が日本通算250本塁打。プロ野球61人目。内訳は中日で192本、阪神で58本。米大リーグでは通算42本塁打(カブスで37本、インディアンスで5本)

 ◎…福留が本塁打を放つと、阪神は昨年9月11日のヤクルト戦(神宮)から14試合連続で勝利

 ◎…延長での本塁打は7月29日の中日戦(ナゴヤドーム、○4−2)以来で今季2本目

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