新庄の味を統一ブランドに

新庄の味を統一ブランドに

 岡山県新庄村で農産加工品や特産品を統一ブランドにして売り出す動きが出ている。村主導の「おいしんじょー(OISHINJO)」と第三セクターが企画した「cossorishinjo(こっそりしんじょー)」。ともに第1弾が商品化され、「がいせん桜 新庄宿」で販売されている。■村「おいしんじょー」 せんべいや茶 村のブランド名は「おいしんじょー(OISHINJO)」。各生産者がばらばらに売るのではなく統一デザインを用い、村として新庄の味を発信する。第1弾として、せんべいや茶など農産物加工品の販売を始めた。 道の駅改装に合わせて昨年7月、プロジェクトを立ち上げ。約660万円の事業費を組み、村内の農家や住民団体、会社など7事業者に開発費の一部を補助して研究を進めてきた。 おいしんじょーは「おいしい」と「新庄」を組み合わせた。包装やラベルに使う統一のデザインは、京都市のデザイナー石井聖己さん(31)が考案。村のイメージを基に、老舗の風情や優しい感じ、朱色の三つをコンセプトに生み出した。 商品第1弾は11種14品目。店頭には特産のヒメノモチを使いマンホールをかたどった玉子せんべい(32枚入り、1728円)をはじめ、自生するササ、ドクダミなどをブレンドした茶(530円)、収穫したウリのかす漬け(350円)、トマトの水煮(870円)といった村ならではのご当地商品が並んでいる。 今後17種20品目に増やす計画で、将来的には百貨店のカタログ販売などでも販路を広げ、ブランド力を高めていく考え。 小倉博俊村長は「新庄の美しい風土が育むおいしいものはヒメノモチだけではない。魅力をアピールしていきたい」と話している。■三セク「こっそりしんじょー」 ヒメノモチ使用ホットケーキミックス 新庄村の第三セクター・まちづくり新庄村が立ち上げたのは、地域特産品ブランド「cossorishinjo」。おなじみの商品にも村の魅力がキラリと光るのが売りで、ギフト品としても使える逸品をラインアップした。 上質な特産品を開発し、ふるさと納税の返礼品を充実させるのを狙いに、昨年5月から企画。村在住の野菜ソムリエで薬膳インストラクターでもある篠原奈緒さん(38)が中心になって取り組んできた。 第1弾は、特産のヒメノモチを使ったホットケーキミックス(150グラム入り、756円)。アヒルが水田で害虫や雑草を駆除する農法で育てた有機無農薬の「アヒル米」を用いるなど安心安全を打ち出している。 今後、ドライトマトを使った炊き込みご飯の素や、ハーブなどを入れたフレーバーシロップなど商品数を増やす。 篠原さんは「村の農業は少量多品種生産が特徴。まだ知られていない農産物にスポットライトを当てていきたい」と話している。

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