「岡山で生きる女性」の写真展

「岡山で生きる女性」の写真展

 岡山に暮らす女性をテーマに撮影を続ける写真家国末和美さん(44)=岡山市中区=が、3回目となる「Woman」シリーズの個展を、同市北区内山下のルネスホール公文庫カフェで開いている。今回レンズを向けたのは、夢や目標に向かう8人。写真と説明文から伝わるそれぞれの“物語”の一端が、見る人を引きつけている。18日まで。 長い髪をなびかせる姿、美容室での一こま、そしてばっさり切った髪の毛のアップ。写真に添えられた説明文は「一歩踏み出す勇気と力は、自分と他の誰かを笑顔にしている」。モデルは小学6年の女の子。小児がんと闘う子どものためのウィッグに使ってもらおうと、髪を切った。 被写体の8人は岡山、瀬戸内市に住む10〜60代で、国末さんの知人の母親や娘さんら。1人ずつ3枚の組み写真で紹介している。「身近な人でも、人を引きつけるストーリーがある。共感し、元気をもらってほしい」と国末さん。 過去の個展でのこと。結婚後間もなくして夫を亡くしながらも前向きに生きる女性の写真を見て、同じ境遇の来場者が涙する場面に出合った。そんな、作品を通してそっと誰かの肩を抱いたり背中を押したりできているという手応えが、次の制作への原動力になっている。 「Woman〜岡山で生きる〜」は午前11時〜午後8時(営業時間が変更になる場合あり。最終日は同6時まで)。入場無料。会期中はほぼ国末さんが在廊している。

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