「文化財防火デー」(26日)を前に、岡山市消防局は16日、国指定重要文化財の犬養木堂生家・旧犬養家住宅(北区川入)と、隣接の犬養木堂記念館で防火設備の特別検査を行った。

 西消防署員4人と市教委文化財課の職員1人が訪問。消火栓にホースが適正に収納されているか、火災感知器が天井に設置されているかなどを目視で確認した。

 板谷雄一署長補佐(47)は「昨年はノートルダム寺院、首里城と世界的な文化財が火災に見舞われた。これまで以上に防火管理の徹底を訴えていきたい」と話した。

 特別検査は28日まで、吉備津神社(同吉備津)、西大寺観音院(東区西大寺中)など36カ所でも実施する。

 文化財防火デーは1949年に奈良・法隆寺金堂の火災で国宝の壁画が焼失したことを受け、国が55年に定めた。市消防局は併せて、市内5カ所で消防訓練も行っている。