保護者が子どもにスマートフォンを買い与えることが多い進学時期を控え、岡山県教委は家庭向けに注意点などを呼び掛ける啓発チラシ「スマホ購入 虎の巻!! 〜いつか来るその日のために」を作った。各学校で実施される入学説明会や保護者面談などで配布する。

 チラシには「子どもにスマホを持たせるのは、保護者の責任において」と明記。有害サイトの閲覧などを防ぐフィルタリングをはじめ、利用時間や使えるアプリを保護者が制限するペアレンタルコントロールの機能を設定する必要性を訴えている。

 購入前に家庭内ルールを作ることも呼び掛けており、「一方的にならないよう、話し合いながら」「必要に応じて見直そう」といったポイントを示した。

 県教委の実態調査によると、平日1日に3時間以上スマホなどを使う児童生徒の割合は年々増加。2018年度は高校生41・3%、中学生27・9%、小学生18・0%で、特に中高生は、スマホ利用のために学習や睡眠の時間が減っていると答えるケースが多かった。

 生徒指導推進室は「スマホには魅力がたくさんあり、使い始めると自己コントロールが難しくなる。保護者が規制しながら、自己管理することを学ばせてほしい」としている。

 A3判二つ折り、カラー。同室のホームページにも掲載している。