国指定重要無形民俗文化財の裸祭り「西大寺会陽」が15日午後、岡山市東区西大寺中の西大寺観音院で開かれる。午後10時に一対の宝木(しんぎ)がまわし姿の男たちの群れに投げ込まれ、激しい争奪戦が繰り広げられる。

 午後3時20分からの少年はだか祭りで幕を開ける。夕方から会陽甚句や太鼓の披露、同7時からは花火約3千発が打ち上げられ、裸衆が境内を練り歩く「地練り」も本格化。約2週間にわたって五穀豊穣(ほうじょう)などを祈り続けた修正会(しゅしょうえ)が結願(けちがん)を迎える同10時、本堂の御福窓から宝木が投下される。

 観音院周辺は15日午後3時20分から16日午前0時ごろまで、車両の通行を順次規制する。近くには6カ所の駐車場(1485台分)を確保しているが、混雑が予想されるため、祭りを主催する西大寺会陽奉賛会などは、臨時運行されるバスや列車の利用を呼び掛けている。

 観音院は午後8時から会場の模様をインターネット上でライブ配信。ケーブルテレビのoniビジョンも同8時半から10時15分まで中継放送する。岡山シティエフエムは同4時から1時間半、ラジオ番組を放送する。

 岡山地方気象台によると、15日夜の岡山県南部は曇りで、午後9時の気温は11度前後(平年5・7度)と予報している。