倉敷、岡山市のアカペラ愛好家でつくるグループ「しゃんそん〓(ゼット)」が24日、倉敷市芸文館(同市中央)で結成20周年の記念ライブを開く。40代の男性5人で、県内を中心に200回を超えるステージを重ねてきた。当日はJポップや洋楽を中心に円熟の歌声を響かせる。

 グループは、倉敷市で開かれたアカペラ講座で知り合ったメンバーが2000年1月に結成。当時はテレビ番組の影響でアカペラに注目が集まっており、2カ月後には初舞台を踏んだ。以来、地域の催しや音楽祭などへ定期的に出演し、単独公演も2回行った。

 結成から現在に至るまで週1回、2時間の合同での練習はほぼ欠かさない。「集まって歌うことで気持ちがリフレッシュする。気負わずやってきたのも長く続いた秘訣(ひけつ)かも」。メンバーの一人、舟戸干士さん(46)は笑う。

 5人それぞれで音程などが別のパートを担当。市販の楽譜を使えないことが多く、オリジナルの編曲で「しゃんそん〓流」の味付けをする。江口慎一郎さん(47)は「うまくハモれた瞬間は何回経験しても気持ちいい」と魅力を語る。

 記念ライブでは、20年間歌い続ける「オー・シャンゼリゼ」をはじめ、「スモーキン・ブギ」「いとしのエリー」など10数曲を披露する。副題は「おじさま5人は道半ば」。リーダーの藤井真吾さん(47)は「まだまだ通過点という思いを込めた。アカペラの良さが伝わる舞台にしたい」と話している。

 午後2時開演。チケットは前売り500円、当日700円。問い合わせはメール(chanson_z@live.jp)で。

〓は「’」と「z」