西大寺会陽の幕開けを告げる「少年はだか祭り」には、岡山県内外の児童312人が参加し、白熱した争奪戦を繰り広げた。2本ある宝筒は、うち1本を2人で獲得したため、3人が福男児になった。

 まわし姿の子どもたちは午後3時半すぎ、西大寺公民館(岡山市東区向州)を出発。「わっしょい、わっしょい」と威勢のいい声を上げて肩を組み、境内を練り歩いた。西大寺観音院に到着すると垢離取り場で身を清め、1、2年生は宝餅、3、4年生は10本の五福筒を奪い合った。

 「牛玉紙(ごおうし)」と呼ばれる和紙に包まれた宝筒の争奪は5、6年生で行われた。投下されると手を伸ばして激しく体をぶつけ合い、1本は大元小6年吉原風童君(12)、もう1本は財田小6年高畑友哉君(12)と西大寺小5年大村爽介君(11)が手にした。

 吉原君は「絶対に取るという気持ちで臨んだ」、高畑君は「つかんだらいけると思った」、大村君は「めっちゃうれしい」と話した。

 主催者によると、3人が福男児になるのは2006年以来。