国際小児がんデーの15日、小児がん患者の家族らでつくる「がんの子どもを守る会岡山支部」などはJR岡山駅で街頭啓発を行い、病気への理解と支援を呼び掛けた。

 岡山ハーモニーライオンズクラブのメンバーも合わせ、計約10人が「支えよう 小児がんの子どもたちの未来を」などと書かれたちらしとポケットティッシュ計約3千セットを駅利用者らに配布。募金箱も用意し、「支援をお願いします」と協力を求めた。

 同支部によると、小児がんは子どもがかかるさまざまながんの総称で、主に15歳未満で発症する。国内では年間約2千人が新たに診断され、7〜8割は治るが、長期の療養が必要で進学や就職に影響するなど課題は多い。

 2010年に15歳の長女を脳腫瘍で亡くしたという同支部代表幹事の阿部妃代さん(57)=岡山市=は「病気のことをまずは知ってほしい。周囲の理解が広がれば、患者や家族はずっと暮らしやすくなる」と話した。