真庭市の市有宿泊施設「ホテル蒜山ヒルズ」(同市蒜山富山根)の指定管理者が、経営不振を理由に市との契約期間を4年残し、3月末で運営から撤退する意向を示していることが21日までに分かった。市は新たな引受先を早急に探す方針。

 指定管理者は、県内外で宿泊事業などを展開するトラベルシリウス(同市湯原温泉)。2014年度から運営しているが、300万〜700万円の赤字を毎年計上している。暖冬による雪不足や18年の西日本豪雨、最近の新型コロナウイルスの感染拡大による客足の減少などが追い打ちになったという。

 同市との2期目の契約期間は19〜23年度だったが、同社は「他にも経営不振の宿泊施設があり、業務の縮小が必要になった」と話している。

 市は「県内を代表する観光地にある施設だけに、新たな引受先を探したい」としている。

 ホテル蒜山ヒルズは蒜山地域初の本格リゾートホテルとして旧八束村が1998年に開業。客室14部屋とレストラン、大浴場などを備え、2013年度まで同市出資の第三セクターが運営した。