新型コロナウイルスの感染拡大で休校となっている小中学校の児童生徒のため、岡山県教委は、自宅にいながらインターネットで学習できるコンテンツを集めたサイト「OKAYAMA・おうちLab.」を開設した。県の施設のスタッフが生物観察や文化財の解説といった学習教材の動画を作製し、配信する。

 作製したのは県自然保護センター(和気町)や県青少年教育センター閑谷学校(備前市)、人と科学の未来館サイピア(岡山市)など5施設で、19日現在で計18本の動画を公開。自然保護センターは施設内に生息するニホンアカガエルの卵の観察を取り上げ、閑谷学校は隣接する国特別史跡・旧閑谷学校の歴史や構造を解説する。サイピアは定期的に館内で行っている科学実験教室をテーマにした。

 動画は随時増やしていく予定で、岡山市の県立博物館や県立美術館なども加わる。

 このほか、休校中の運動不足解消に向けたエクササイズ、電子レンジなどで手軽にできる料理のレシピ、県内の大学教授らが研究内容を紹介するページもある。今後、岡山ゆかりの有名人が自宅での過ごし方を紹介する動画も追加する。

 県生涯学習センターのホームページからアクセスできる。岡山教育事務所生涯学習課は「自宅にいて時間がある時だからこそ、普段なかなかできない探究的な学習ができる良い機会と捉えて積極的にサイトを活用してほしい」としている。