新見市内の全17小学校で24日、卒業式が行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休校が続く中、久しぶりに登校した卒業生は6年間の思い出が詰まった学びやを笑顔で旅立った。

 新見市神郷釜村の神郷北小では、元気に登校した8人の卒業生一人一人に小松鉄治校長が卒業証書を手渡した。式辞では、それぞれの名前とともに徒歩通学班長として下級生を見守ったり、水泳記録会で最後まで泳ぎ切ったりしたエピソードを紹介し「自分を信じて一歩一歩前に進んでいこう」とエールを送った。

 1〜5年の在校生26人と来賓は出席を見合わせたが、各担任が家庭訪問時に撮影した在校生全員のビデオレターをサプライズで上映。緊張した口調の祝福メッセージがあり、会場は笑顔と涙に包まれた。

 多賀ほのかさん(12)は「突然の休校で驚いたけど、みんなとの思い出は十分つくれた。中学では部活動や勉強を頑張りたい」とほほ笑んだ。

 この日は高梁市内の7小学校でも卒業式があった。同市の残り8校と吉備中央町の公立全9校は、19日に式を行った。