岡山市内でグループホームを運営する難波玲子さん(74)=同市北区=が24日、故三木行治知事(1903〜64年)の功績をたたえる目的で設けられた「三木記念賞」の一助にしてほしいと、岡山県の基金に100万円を寄付した。

 難波さんは、父・寅男さん、母・敏子さん(いずれも故人)が生前、三木知事と親交があった縁で2014年にも100万円を寄付。今回は、敏子さんの生誕110周年の節目に新たに寄付した。

 県庁で式があり、難波さんは「母と父の思いが詰まっている。基金の足しになれば」と伊原木隆太知事に寄付金を手渡した。同記念賞は地域発展に貢献した個人に贈っており、知事は「周りの人や地域のために貢献する人をこれからも顕彰していきたい」と述べた。

 三木記念賞は、団体が対象の三木記念助成金とともに、マグサイサイ賞(フィリピン)に輝いた三木知事の賞金を基に県が1968年に創設。これまでに記念賞は227人、2017年から募集を休止している助成金は153団体が受賞している。