高梁市中心部を東西に流れる紺屋川(伊賀谷川)一帯は約40本のソメイヨシノが見頃を迎えた。約200メートルの桜並木は日没とともにぼんぼりの明かりがともり、闇に照らし出された薄紅の花が一帯を幻想的に彩っている。

 かつては備中松山城(内山下)の外堀の役目を果たした同川。川沿いは備中松山藩校・有終館跡(中之町)や明治期に建てられた高梁基督教会堂(柿木町)など歴史情緒あふれる町並みが広がり、市内を代表する桜の名所の一つとなっている。

 市観光協会によると、一部は例年より10日ほど早く今月中旬に開花し、高梁税務署(向町)前の並木は27日の時点で満開状態。他も6、7分咲きで今後の天候にもよるが、4月に入ると散り始める可能性が高いという。

 ぼんぼりは高梁商工会議所が37基を据え、花が散るまで午後6時〜10時に点灯する。