危険なあおり運転に厳罰を科す改正道交法が30日、施行された。岡山県警は内容の周知を図ろうと、同日朝からJR岡山駅で啓発活動を行った。

 これまで法律上明確な定義がなかったあおり運転を「妨害運転」と規定。他の車の通行を妨げる目的での急ブレーキ、幅寄せ・蛇行、車間距離不保持など10行為を対象とした。違反1回で即免許取り消しとなる。罰則は最高で5年以下の懲役または100万円以下の罰金。

 この日は県警交通企画課員や岡山西署員約10人が活動。岡山駅西口で、あおり運転防止を呼び掛けるちらしや夜光反射材など約300セットを駅の利用者らに手渡した。

 県警によると、昨年11月に開設した情報提供サイト「岡山県あおり110番」には5月末までに603件の情報が寄せられた。約4割があおり運転の関連で、15人を摘発。県警交通企画課の山田啓史課長補佐は「あおり運転は周辺の車両や人までも巻き込みかねない危険で悪質な行為。撲滅に向けて取り締まりを強化したい」と話した。

 自転車によるあおり運転も「危険行為」と規定。3年以内に2回違反した14歳以上には安全講習を義務化し、受講しないと5万円以下の罰金となる。