高梁市有漢町有漢、上森信夫さん(70)が自宅近くの畑からハート形のジャガイモを掘り出した。土の中からひょっこり姿を現した“愛の象徴”。新型コロナウイルス禍が影を落とす日々の生活で「いいことが起きる兆しかも」と、知人らの評判になっている。

 サツマイモのように赤い表皮が特徴の品種「タワラヨーデル」で大きさは縦6センチ、横7センチ。上森さんが24日、収穫作業中に見つけた。あまりに整った形だったため、他の芋と分けて、冷蔵庫に入れて保存していたところ、結露で生じた水分で表面の泥がきれいに落ち、色つやがさらに増したという。

 無料通信アプリ「LINE(ライン)」で友人らに画像を送信したところ「本物のハートみたいでかわいらしい」「幸運が舞い込むかも」といった返信があったという。

 退職後、実家に戻ったのを機に農業を始めたという上森さんも「変わった形の作物が採れたのは初めて」と驚く。ジャガイモは引き続き冷蔵庫に入れて保存する考えで「食べるのがなんだか惜しい。孫たちに見せたい」と話している。