国会議員の2019年所得報告書が30日、公開された。山陽新聞社のまとめでは、岡山県関係15人(衆院9人、参院6人)の平均所得は2739万円で、2年連続で前年(4054万円)より減少した。前年まで株式売却で平均を押し上げた逢沢一郎氏(自民、衆院岡山1区)が大幅にダウンし、全体に影響した。

 衆院議員は平均で2156万円減の3203万円、参院議員は54万円減の2043万円。

 県関係トップは逢沢氏で1億1170万円。親族が経営するアイサワ工業(岡山市)の株式を売却して所得が増えた前年に比べ、1億9996万円減少した。次いで多かったのは、昨年9月まで法相だった山下貴司氏(自民、衆院岡山2区)で2501万円、同月から厚生労働相を務める加藤勝信氏(同、衆院岡山5区)の2481万円が続いた。

 給与所得以外に収入がないのは、高井崇志氏(報告時点は立憲民主、衆院比例中国)、津村啓介(国民民主、衆院比例中国)、柚木道義氏(無所属、衆院比例中国)、難波奨二氏(立憲民主、参院比例)の4人だった。

 所得報告は19年の1年間を通じて在職した議員が対象。衆院は小選挙区5人と比例中国で県内を拠点とする4人、参院は岡山選挙区2人と比例4人について集計した。資産補充は津村氏が貸付金83万円を報告した。

 NHKから国民を守る党で昨年10月に繰り上げ当選した浜田聡氏(参院比例)は対象外で、資産補充の報告のみとなった。