総合葬祭業・いのうえ(倉敷市二日市)で21日、新聞を業務に活用するための研修(全3回)の最終回が行われ、新入社員9人が相手に伝わる文章について学んだ。

 山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務め「趣旨を明確にするため、書き始める前に構成を考えて」と説明。結論を先に書く新聞記事の「逆三角形」のスタイルなどを紹介した。

 参加者は、自己紹介文を考えるグループワークに挑戦。趣味、長所、経歴など文章の素材を箇条書きにした上で構成を考え、内容を精査して仕上げた。

 女性社員(22)は「普段の会話にも応用できる。構成を考えて相手に簡潔に伝えるよう心がけたい」と話していた。