動画でスマホトラブル事例を紹介

動画でスマホトラブル事例を紹介

 先生、スマートフォンと高校生のリアルな日常を知って—。こんな思いを込め、真庭高落合校地(真庭市落合垂水)の生徒が、教員対象の情報モラル研修で活用できる教材動画を制作した。高校生の大半が持つとされるスマホの利用を巡るトラブルの一例を描いた。21日に校内でお披露目し、適切な利用に向けた意見交換を行う。 「仲良し四人組のとある日」と題した動画(5分)は、スマホとともに暮らす高校生たちの日常の風景を切り取った。相合い傘で下校する幼なじみの男女を目撃した一人の女子が、スマホで撮影した画像を無料通信アプリLINE(ライン)のグループに投稿し、男子に好意を寄せる別の女子が閲覧して人間関係がぎくしゃくする—というストーリーだ。 身近に潜む出来事と感じてもらえるよう、せりふには岡山弁を多用した。LINE上でのやりとりには<○○が傷つくくない(傷つくよね)?>といった“若者言葉”も盛り込んだ。 スマホの適切な利用を考える「OKAYAMAスマホサミット2016」(岡山県教委、岡山市教委、山陽新聞社主催)に参加した落合校地の生徒たちが、校内で昨秋実施したアンケートの結果が制作のきっかけ。スマホの長時間使用といった実態が浮かび上がり、教員が自らの研修用教材を探す中でサミット参加者を含む生徒会の4人が名乗りを上げた。 4人は2年の中村梓さん、吉田彩乃さん、小柳舞さん、坂根葵さん。動画には男性教員1人とともに、自らも出演した。「トラブルは生徒だけで対処できないことが多い。先生にはスマホの扱い方や生徒が日頃どう使っているかを知っていてほしかった」と話す。 21日は卒業生を除く1、2年生約170人と教員で動画を視聴した後、意見を交わす。生徒たちは年度内をめどに、短文投稿サイト・ツイッターに関するトラブルなどをテーマに動画2本を追加し、他校でも活用できる教材に仕上げる予定。 県教委の2015年度調査結果によると、高校生のスマホ・携帯電話所持率は97・4%。落合校地生徒会担当の森年雅子教諭は「生徒のトラブルとスマホは今や切り離して考えることができない」、常本直史校長は「スマホの上手な使い方を、生徒に教えてもらいながら一緒に考えたい」としている。

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