ほかの車の通行を妨害する危険な「あおり運転」の厳罰化を盛り込んだ改正道路交通法が、きょうから県内でも施行されました。
東名高速の夫婦死亡事故で社会問題化した、あおり運転。
これまでは直接罰する法律がなかったことから、警察は、暴行容疑などを適用して取り締まりの強化を図ってきました。
しかし、去年8月には、茨城県の常磐道で、あおり運転の末の傷害事件が起きるなど、トラブルがあとを絶たない中での法改正となりました。
今回の改正道路交通法では、これまで法的に定義されていなかった「あおり運転」について「妨害運転罪」と規定。
通行を妨害する目的で蛇行したり、急ブレーキをかけるなどの行為が取り締まりの対象となります。
罰則は最高で5年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科されるほか、行政処分による免許取り消しの対象にもなります。
県警によりますと、「あおり運転をされた」という通報は今年1月から先月までに153件あり、去年の同じ時期より41件増加しています。
また、「車間距離保持違反」での検挙は54件に上り、県警では高速道路を中心に「あおり運転」に対する取り締まりを強化していくとしています。