美しい田園風景で知られる静岡県松崎町の石部棚田で5月21日、地元の小学生が田んぼアートに挑戦しました。

松崎町の石部棚田に集まったのは、松崎小学校の5年生25人です。町が「田んぼアート」を企画し、子どもたちに協力を呼びかけました。

デザインのテーマは、松崎町のシンボルにもなっている「なまこ壁」です。21日は、なまこ壁の格子模様の黒色の部分を表現する稲の苗を植えていきました。

子どもたちは泥に足を取られて戸惑いながらも田植えを楽しんでいました。

<児童>
Q.田植えはどうですか?
「めっちゃ楽しいです。植えるところが気持ち良くて何かスカッとする」

<松崎町振興公社 山路浩之事務局長>
「子どもたちが松崎町のこの棚田をずっと永遠に愛してくれる。次の時代につないでいってくれる、そういったものにこの活動がなればいいと思っています」

松崎町の田んぼアートは6月下旬に見頃を迎える予定です。