日本のライトノベルのタイトルが長すぎ! 翻訳者が怒り出すレベル=中国メディア

 近年、長いタイトルの書籍が数多く出版されている。特にライトノベルの分野では、もはや1つの文と言ったほうがよさそうな長いタイトルの本が次から次へと出てくる。その流れはテレビドラマにも波及している感があるが、日本のサブカルチャーを愛する中国人は少々困惑しているようだ。

 中国メディア・今日頭条は12日、「ライトノベルのタイトルをもっと長くする気じゃないだろうな、と翻訳者が怒っている」とする記事を掲載した。

 記事は日本のライトノベルについて「若者をメイン読者とした、新しいエンターテインメント性のある文学作品」と紹介。かつて、そのタイトルはシンプルで覚えやすいものが主体だったが、「最近のライトノベルのタイトルは逆にどんどん長くなっており、もはや天に達するのではないかという勢いだ。翻訳者のプレッシャーも山の如く大きくなっている」とした。

 そして、このほど電撃文庫のサイトに「縫い上げ! 脱がして? 着せかえる!! 彼女が高校デビューに失敗して引きこもりと化したので、俺が青春(ファッション)をコーディネートすることに。」という69文字(スペース含まず)のタイトルを持つライトノベル書籍の新刊情報が出現したことを紹介。「一体どうやって表紙にこのタイトルを押し込むのか。そして書店のデータベースに登録できるのか」と疑問を呈している。

 記事はこのほか、長いタイトルのライトノベル作品として「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」、「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました」、「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を締められている。」などを挙げた。そして、それまで短めなタイトルが多かった流れを変えた分水嶺的な作品が「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」であると伝えた。

 ネットユーザーからは、「長くないと見る人がいない。それだけ競争が激しいということだ」、「大切なのは作風」といった感想のほか、「どんなに長くなっても、みんなが略称を付けてくれるから」との声もあった。

 「タイトルはシンプルで分かりやすいもの」という従来の常識はもはや通用しないのかもしれない。もっとも、ドラマや映画、楽曲では以前からしばしば長いタイトルの作品があった。特に楽曲では、B’zが1993年に発表したシングル「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」はその走りと言える。ともあれ、大切なのは中身だ。どんなにパッケージで話題や注目を集めても、内容が薄ければあっという間に人は離れていく。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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