日本では車が追い越した後にハザードランプを点灯させる いったい何の意味があるの?=中国メディア

 自動車を運転していて、三角形のハザードランプボタンを押すのはどんな時だろうか。「ハザード」というぐらいだから他車に危険や緊急事態を知らせるために使うのが基本だが、駐車場に車を止める時や、道を譲ってもらったお礼に点滅させることがしばしばある。中国メディア・今日頭条は8日「日本人が追い越した後にハザードランプを点滅させる意味は何なのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本へ旅行したことがある友人が「日本人は運転中に他車を追い越した時にハザードランプを点灯させる、これはどういう意味なのか」と疑問を持ったと紹介。そこで調べてみると、日本では追い越した後や道を譲ってもらった時にハザードランプを3秒ほど点灯させる習慣があることが分かったとしている。

 そして、理由について現地人に尋ねてみると「感謝の意思を示すため。日本文化では他人に迷惑を掛けることを恐れるが、追い越しは他人にとっては迷惑なこと。相手が不快感を抱かぬよう、ハザードランプを点灯して感謝を示すのだ」、「追い抜いた車に車間距離を保つよう促すため」との回答があったとし、「いずれにしても、追い抜いた車に対するあいさつなのだ」と説明した。

 一方、中国ではハザードランプは事故や故障、霧や大雨などの悪天候、砂嵐などの危険な状況を後方の車両に教えるために使われると紹介。「もし日本人の習慣に学んで追い越し後にハザードランプをつけたら、きっと後ろの車は前方でアクシデントが発生したと思うはずだ。しかも、前の車にならってハザードランプを点滅させるという気まずい状況を引き起こす可能性がある」としている。

 「サンキューハザード」や「パッシングライト」は、法律で定められものではなく、ドライバーどうしが意思疎通を図るために自発的にやっているもの。互いに合図の意味を理解したうえで使わなければ、かえって危険を招くことになる。中国においては「サンキューハザード」を出すことよりも、無理な追い越しを減らすことが大切かもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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