日本の釣り愛好家が魚を釣った後の行動に衝撃を覚えた=中国メディア

 中国メディア・今日頭条は17日、「日本の釣り愛好者は、釣った魚をどうやって扱っているのか」とする記事を掲載した。記事の作者は、釣った魚の扱い方が中国とは異なることに少なからぬ驚きを覚えたようだ。

 記事は、滋賀県の琵琶湖で釣りに興じる愛好家たちの様子を紹介。「琵琶湖は日本最大の淡水湖で、富士山同様日本のシンボルとみなされている。早朝に湖畔を歩いてみると、桟橋で多くの人が魚釣りをしている。電動車いすの愛好者の姿まで見かけた」としている。

 そのうえで、大きな魚がかかった釣り人が大声を出して手助けを求め、釣り仲間が網で魚を掬い上げたこと、釣れた魚はスズキの仲間のようで、釣り人は鉗子を使って注意深く魚の針を抜き、それから魚を地面に置いてその長さを測定したことを紹介した。

 そして「最後の行動は、中国人をきっと驚かせることだろう。釣り人はニコニコしながら釣った魚を湖に戻したのだ。彼はあくまで単純に楽しむために釣りをしているのである。水質が悪化しやすい川や湖で生活する淡水魚は食用が難しいということもある。中国国内の川や湖で釣り糸を垂れる人たちに、こういった意識は無いのではないか。他人が放生した魚すら逃さず捕まえてしまう状況をからは、国民のモラルや安全、健康に対する意識向上の道のりが遠く険しいものであることがうかがえる」と論じている。

 中国ではしばしば、掃除のために水を抜いた池に市民が群がり魚を奪い合う、放生イベントで川や湖に戻された魚を市民がすぐに捕まえて持ち帰ってしまうという光景が発生する。魚の命を顧みずとりあえず持ち帰り、食べられなければ捨てるという行為に対して作者は「日本の釣り愛好者の姿勢を見習え」と伝えているようだ。

 キャッチ・アンド・リリースは、釣った魚の命をムダにしないという点では推奨されるべき行為だが、必ずしもそれが正しいとは限らない。例えば、在来種の生態系破壊をもたらす外来種の魚を釣った時にリリースすべきか、という問題がある。また、釣り針を使えば魚は必ず傷つくことになり、愛好のために魚を釣ってリリースすることに対する疑問の声も一部にはあるようだ。そこで釣り人に求められるのは、魚に対して敬意と感謝を抱き、可能な限り魚を優しく扱おうとする姿勢だ。

 記事は「中国の釣り愛好者や、魚を捕まえようとする人たちの一部には、その心がけが根本的に欠けている」と言いたいのだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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