明治の日本が「改革開放」からわずか30年で清国を倒した、3つの要素=中国メディア

 今年は、日本初の憲法である大日本帝国憲法が発布されてから130年という節目の年にあたる。明治の時代は日本にとってまさに近代国家体制を形作る非常に重要な時期だった。中国メディア・東方網は24日、明治維新からの約30年間におよぶ「改革開放」により清国を破る原動力となった、3つのポイントについて紹介する記事を掲載した。

 1点めに挙げたのは、天皇を中心とする中央集権制の確立に成功したことだ。江戸時代までは幕府が政権を掌握し、天皇には全く権威がなかったと紹介。これを明治新政府は天皇を主体とする強い中央集権国家へと変革させたとした。一方で当時の清国では漢族と満族の対立など内部紛争が深刻化し、国としての足並みが全く揃っていなかったと指摘している。

 2点めは、様々な人材の輩出と、人材登用の妙を挙げた。明治維新期における日本の人材は世界への意識、強い意志、そして驚くべきほどの才華にあふれていたとするとともに、当時の日本は人材の登用にも非常に長けており、適材適所で各人材がその能力を思う存分発揮できたと説明。最も顕著な例は伊藤博文であると伝えた。

 そして、3点目は、「富国強兵、殖産興業、文明開化」の実現だ。この3つのキーワードは明治期におけるスローガンであるとし、「最も恐ろしいのは、日本がこの3つを概ねやり遂げたことだ」と評価。江戸時代の身分制度の廃止、通貨の統一、西洋の近代的な工業技術の導入、日本銀行の設立、大規模な西洋書籍の翻訳、教育の普及、留学生の大量派遣、経済と軍事の積極的な発展といったトピックをすべて網羅する、さまざまな改革を実現したことで、国力を急速に向上させたと紹介した。

 記事は一方で、当時の清国が「内患外憂」のなかで衰退の一途を辿ったことを、日本の改革と対比する形で伝え、それが1894年からの日清戦争で日本が清国に勝利するという結果につながったとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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